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ようこそお越し下さいました。拙い文章ではありますが、どうぞごゆっくりしていって下さいね。
囲碁のおもしろさとは
解説と入門編、例えて分かりやすく
1998年、週間少年ジャンプで『ヒカルの碁』が連載され、特に小学生、中学生の間で囲碁ブームが起こりました。
日本のみならずアジア圏では囲碁は盛んであり、
その他北米・南米、ヨーロッパなどでも囲碁を始める人が増えてきています。
ヒカルの碁は翻訳され世界に売れていると聞きますのでその影響もあるでしょう。
囲碁というゲームのルールは実はとても簡単なのです。
将棋よりもずっと簡単です。将棋は駒の動きを覚えなければなりません。
勝ち負けを音楽に例えて表現すると、将棋はフェードアウト、つまり始まりの音の大きさは一緒で、徐々に消え、そして先に音が消えた方が勝ちです。
それに対して囲碁はフェードイン、始まりは無音、最終的にどちらの音の方が大きいかを競います。
この最終的な音の大きさを判断するのが初心者には難しく、慣れが必要です。
入門書などもたくさん売っていますが、この勝敗を決める部分が入門書を読むだけではなかなか身につかなくて、難しく感じることでしょう。
囲碁には9路盤、13路盤、19路盤がありますので、まずは一番小さい9路盤で少し経験を積んで下さい。
すぐに13路盤でも打てるようになります。
13路盤から19路盤にレベルアップするのに少し時間がかかると思います。
9路盤と13路盤の違いと13路盤と19路盤の違いはとても大きいです。
囲碁を説明するときに、“陣取り合戦”という言葉を使いますが、囲碁はまさに“合戦”です。
盤は土地、石が兵士です。
将棋にも兵がいますが、それぞれの能力の異なる兵は自分の“王”を守り、そして相手の“王”を取ります。
囲碁の兵は能力に違いがありません。
ただ、能力に違いがないために、一人では弱く、団結すると強くなったりします。
将棋は相手の王を取れれば自分の兵はいなくなっても構いません。
しかし囲碁はいかに自分の兵を多く残すかが勝負なのです。
盤面は将棋に比べればとても広く、そしてそのシンプルさ故に作戦の数はもうとても表しきれません。
その作戦がいわゆる“定石”と呼ばれるものです。
定石を覚えることも大事ですが、あまり定石にこだわりすぎても上手くはなりません。
囲碁はその人の感覚が如実に出るゲームです。打ちたいように打つのが一番です。
インターネット上でも囲碁のソフトが無料であったり、販売されていたりします。
しかし、シンプルすぎてコンピュータの処理が追いつかず、
将棋やチェスのコンピュータプログラムが世界チャンピオンに匹敵、または負かすのに対して、
囲碁は強くても数段レベル、チャンピオン、名人に並ぶとは言いがたいレベルなのです。
コンピュータは棋譜を整理するのに便利で使う人もいるようです。
ちなみに碁石の大きさは黒と白では微妙に違います。
黒色は人間の目には縮小して映るため、盤上で白と黒の碁石の大きさを同じに見せるために黒の方がほんのわずかに大きいのです。
また、囲碁に於ける石一つの事を「一目」と言いますが、そこから「一目置く」という言葉ができたそうです。
さらに、どちらの土地でもない所を「ダメづまり」、略して「ダメ」と言いますが、
「駄目」という言葉はここから来たそうです。
戦略性、いかに上手く立ち回れる策士になるかが勝負の鍵となる、
そしてこれほどまでに単純でありながらその奥深さがすさまじいゲーム、それが囲碁なのです。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。
