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そのダイエット情報、ちょっと待った

氾濫する情報

巷に溢れるダイエット情報。特集と言えばダイエット、特番と言えばダイエット。
食べる量を抑える基本的なもの、カロリーをコントロールして痩せましょう、 食事を摂る前に寒天を食べて少しでもお腹を膨らませてから食べましょう、 インシュリンが大事ですよ、りんごが効果があるらしい、酢が効果があるらしい、こんにゃくが効果があるらしい。
炭水化物がどうとか、ホルモンがどうとか。
食べ物だけを見ていても駄目だ、同時にサプリメントを摂ることが大事なんだ。
やれ半身浴だ、耳つぼだ足つぼだ、キリがない。

そんなにもダイエット情報はたくさんあるのに、何故かその情報量に見合った、 ダイエットに成功した、減量できたという結果報告をあまり聞かない。
なぜだろうか。
どれか成功してもよさそうなものじゃないか。
なのに、世の中の動きはあまりそうではないらしい。
単純に、この食い違いに興味がある。

全てではないだろうが、かなりの女性の、ある意味永遠と言ってもいいぐらいのテーマとなった“ダイエット”。

と言ってうんうんと頷いた貴方はかなり危険、もしくは情報に侵されているといっても過言ではないだろう。

貴方は、痩せれるものなら明日にも痩せたいと思っているのではないだろうか?
なのに、永遠のテーマと言ったら頷いてしまった。
はっきり言って危険である。
しかし、ある意味正常だとも言える。
メディアはそんな社会を作り上げてきたからだ。
先日、納豆を食べれば痩せるというデータを捏造したとか何とかで某番組が叩かれていた。
だが、日本には納豆好きはごまんといるだろう。毎日食べている人もきっと多いはずだ。
では納豆好きは皆痩せているだろうか。

考えてみてほしい。
テレビにしろ雑誌にしろ、大概は広告主がいる。
テレビではCMが流れ、雑誌には広告ページが入る。
メディアは、広告主と意向を違わすことはできない。
そして、メディアは絶えず広告主から広告料を頂かなければならない。

もし、100%、誰でも、苦労せずに、簡単に、手っ取り早く、短期間、あっという間、
そんなダイエット方法が紹介されればどうなるか。
運動もせずに脂肪がガンガン燃えていく、そんな方法がぽんっと紹介されたらどうなるか。

世の中にある、いわゆる“ダイエット産業”は、はっきりいって終わりである。
つまり、広告主はいなくなる。
つまり、メディアは、こんなに広告料がたくさんとれる“おいしい番組”を終わらさざるを得なくなる。
だから、番組で放送する分は成功事例がないと困るけれど、それ以上に成功されても困るわけだ。

次から次へと新しいダイエット方法、ダイエット食材、ダイエットマシーンが出るのがお分かり頂けただろうか。
言い方はあまり良くないが、まさに、永遠のテーマと思わせて“カモ”にしているのである。

とはいえ全てのダイエット方法が駄目な訳ではない。
本当に優れた方法もあるにはあるのだろう。
ただ、情報が溢れ、ありすぎてどれが良いのか分からない、というのが実情だ。

ビジネスとは中心に本当に儲かる話があり、その周りは胡散臭い怪しい話で塗り固められるものだ。
つまりダイエット業界は、本当は痩せる方法はあり、
しかしその情報が世間に知られてはまずいので、その周りを、中心にはなるべく近づかないように気遣いながら回っているようなものだ。

ダイエット市場とは膨大なものらしい。
それだけお金が動くマーケットなのだ。
いかにダイエットに関心がある人が多いか。
それだけではなく、ダイエットのためならいかにお金を使う人が多いか。

傾向としては、新しい方法が出ると、すぐに試したがる人が多いようだ。
とある番組で紹介されたら次の日には店頭で品切れが続くことがそれを物語っている。
しかし、貴方のダイエットはそこまで急ぐものだろうか。
少し反応を見てからでもいいのではないか。遅くはないのではないだろうか。

結局のところのダイエット方法

前述した通り全てのダイエット方法が悪いわけではない。
自分の性格やライフスタイルにぴったりのものがあればそれはとてもすばらしいことだ。

しかし、食べ物だけで解決しようとしないで欲しい。
どんなに摂る量が減っても、排出する量まで減っては意味がないどころかむしろマイナスだ。

少し歴史の話をさせてほしい。
江戸時代の人たちは皆歩いていた。しかも現代からすれば驚くほどの距離を。
みんな生活の中で運動していたのだ。
しかもその頃に肉類はない。 バランスの取れた生活をしていた。
江戸時代にも太っている人はいただろうが、現在と比べればその比率はかなり少ないと思われる。

大事なのは摂取と排出のバランスだ。
筋肉がたくさんついている人はその筋肉を維持するために食べなければならないという。
筋肉はエネルギーを消費する。 つまりバランスが取れている。

現在のダイエット法はこの“運動”の部分があまりに貧弱なのではないだろうか。

人間は本能的に楽をしようとする動物だ。
運動は面倒くさい、そう感じるのが普通かもしれない。

ならば、その面倒くさい部分を工夫すればいいと思う。
友達と卓球やバドミントン、テニス、水泳・・・・、なにか競技が良いかもしれない。 要は2人以上、複数でやるということだ。 一週間に一回でもいい。二週間に一回でもいい。 細く長く続けられる運動方法。
これがやはり王道ではあるが最短でもあると思う。
何より、至極当たり前のことだが、適度な運動は健康にいい。
無茶なダイエット方法で寿命を減らしては元も子もない。
現代人は慢性的に運動不足な点からみても、理想だといえる。
当たり前かもしれないが、「当たり前」と言われるだけのことはあるのだ。

そして、貴方は今本当にダイエットが必要かどうか考えてほしい。
世の女性が全て男性の体型にうるさいかと言うとそうでもない。 同じように、男性が女性の体型を必ず気にしているかというとそうでもない。
女性が美しくありたいと思う気持ちはとてもよく分かる。 男性だって同じようにかっこよくありたいと思っているからだ。 しかし、無茶をするのは絶対にやめて欲しい。

一人でも多くの人がこの現状について考えてくれることを願っています。


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